リコメンドサービスの次の潮流は?2018年の今、巷では何が起こっている

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2018年の今、巷ではどのようなサービスが流行の兆しを見せているのでしょうか?

エビスマーケティングカレッジでは、コミュニティの熱狂など、主にマーケティング軸でトレンドを紹介することはありますが、今回はすこし趣向を変えてECのリコメンドサービスに注目してみます。

この10数年、Amazonの影響などで、だんだんとリコメンドサービスが社会に浸透してきました。

では、「リコメンドサービスの次」にはいったいどんな潮流が待っているのでしょうか?

リコメンドサービスの正のループ

リコメンドサービスとは、その名の通り何かを「おすすめ」することを指します。

10年前では考えられなかったかもしれませんが、今や私たちはAmazonやGoogleによって自動的におすすめされる、様々な商品・サービスに囲まれています。

特にAmazonの影響は大きいものがあります。

ECで商品を購入する文化が広がるとともに、あなた自身も、ECサイトでリコメンドされる商品を受動的に購入する体験が増えたはずです。

リコメンドサービスが浸透してくると、「自動的におすすめを表示→それを購入したユーザーの行動履歴が蓄積される→リコメンドの精度が上がる」といったように正のループはますます加速しています。

リコメンドサービスの次の潮流?

では、リコメンドサービスの次の潮流は何でしょうか?

「これだ!」と言い切るのは難しいのですが、ある程度の予想はできると思います。

ヒントとしては、おすすめを紹介されることで、ユーザーは確かに選択肢が広がりますが、一方で選択肢が多すぎるゆえに「選ぶことが疲れる」という側面があります。

この「選択疲れ」とも言えるユーザー心理こそ、次なるサービスの潮流を予想するヒントになります。

これはMEDULLA(メデュラ)というオーダーメイドシャンプー&リペアです。

7つの質問に答えるだけで、自分のためにカスタマイズされたシャンプーが届きます。

これはまさに「パーソナライズ(個別最適化)サービス」と呼ばれるもので、単純におすすめされるのではなく、ユーザー側の自主的な発信から得た情報を元に最適化された提案です。

前段でユーザーは選択疲れをしていると仮定しましたが、決して自分に合う商品が欲しくないわけではありません。

もしかしたら、現代のユーザーは、このように「パーソナライズ」してくれることを望んでいるのかもしれません。そしてこれが、リコメンドサービスの次の潮流・・・なのかもしれませんね。

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