コミュニティの熱狂がマーケティングに繋がる?(3つのTIPS)

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マーケティングは変わってきている。

いや、すこし大げさに言うと、変革が起きています。

売る側と買う側の一方向的なコミュニケーションは、とうの昔に終わり、今やマーケティングは双方向的な関係です。

そしてさらに、顧客(買う側)はどんどん売る側との境界線を曖昧なものにしています。

双方向から、より一体的になった「コミュニティ」へ。そしてコミュニティの熱狂こそが現代におけるマーケティングに繋がるのではないでしょうか。

コミュニティの熱狂

ヤッホーブルーイングという会社をご存じですか?

クラフトビールの「よなよなエール」をはじめ、「水曜日のネコ」「インドの青鬼」「僕ビール、君ビール。」「軽井沢高原ビール」といった商品を出しています。

ヤッホーブルーイングが優れているのは、コミュニティを作り、そのコミュニティの熱狂を生む力です。

彼らは「よなよなエールの超宴」と題して、顧客との交流イベントを定期的に行なっています。

よなよなエールファンとヤッホーブルーイングスタッフで
創り上げるBIGなファンイベント。
よなよなエールを通した、新しい出逢いや発見がつまった
超!HAPPYな宴です。

出典:よなよなエールの超宴|ヤッホーブルーイング公式

このようなイベントを通じて生まれるコミュニケーションが、ヤッホーブルーイングの社員(売る側)と顧客(買う側)の境界線をを曖昧にし、ブランドへの愛着を増し、熱狂的なファンを生み出しているのです。

マーケティングは共創の時代へ

このように両者の境界線が曖昧になると、だんだんと買う側であるはずの顧客が商品開発に近づいてきます。

ブランドの課題を共有し、一緒に解決する考えや動きが生まれるのです。

以前、エビスマーケティングカレッジでも「共創マーケティング」といったキーワードをピックアップしました。

「共に創る」と書いて、共創マーケティング。顧客が商品開発まで入り込むことで、ブランドと顧客に新しい関係が築かれ、それは自然とマーケティングにつながります。

マーケティングは共創の時代を迎えていると言っても、過言ではないでしょう。

顧客の声を直に聞く

重要なことだと認識していても、どれだけのマーケターが顧客の声を聞こうとしているでしょうか。

例えばオンラインアンケートは、効率よく顧客の声を聞くことができる秀逸な方法ですが、それだけでは足りないと思います。

たとえ時間がかかったとしても、直に顧客の声を聞くことで商品やブランドはより良いものに、愛されるものになっていくはずです。

コミュニティを作り、オフラインでイベントを行うことは、まさにこの顧客の声を直に聞くことにつながります。

それも形式ばったアンケートではなかなか聞けない、顧客がリラックスした状態での声です。これは、非常に貴重なものですよね。

コミュニティが熱狂的であればあるほど、熱量は上がり、ブランドや商品をよりよくしていこうとするポジティブなスパイラル(螺旋)が生まれるはずです。

この熱狂はマーケティングで成果をあげるために、何ものにも変え難いものです。

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