「メルマガなんて使い古された手法だ。」ですって?
現代がInstagramをはじめとするSNS全盛期であることは、誰もが分かっています。
しかし、この時代でもメルマガは決して廃れていません。Instagramではリーチできない人も、メールであれば読んでくれることもあります。
古くからある手法ですが、メルマガは継続することで必ず効果が上がる素晴らしい手法でもあるのです。今回は、これからメルマガを始めようとする方に向けて、5つのTIPSを用意しました。
1. 習慣にしよう
様々なテクニック論は巷に溢れかえっていますが、どれも絶対的に確実な方法ではありません。効果が上がる方法は、その時々によって変化しますし、顧客や商品によっても変わる可能性があります。
一方で習慣を作ることは、メルマガを継続する上で重要です。
これは変わらない、普遍的なものです。
チームで行うにしても、個人で行うにしても、いかにメルマガを作ることを習慣化できるかは一つのポイントです。
いつ作り、どのタイミングで発信するのかを日々の習慣に落とし込みましょう。
発信者側のあなたが習慣を作ることができれば、定期的にメルマガを発行することができ、決まった日時に届けることができます。このことを継続することで、受け手である顧客でさえ、メルマガを読むことが習慣になるかもしれません。
2. タイトル(件名)の創意工夫に力を入れる
最初は「量より質」ということで、メルマガ発信を習慣にすると同時に、なるべく量をこなしていくことをオススメしたいです。
ただ、とはいえすべてに力を入れても時間だけがかかってしまいます。
メルマガは開封されないと、いくら内容を工夫しても読んでもらえません。つまり、タイトルを工夫することで開封してもらえれば、中身を読んでもらえます。
当然、それだけタイトルは大事なものですよね。
しかし、メルマガを書き慣れていないうちは、どのようなタイトルがベストなのかが分かりません。まずはなるべく早く開封率が高いタイトルの作り方を知るために、メルマガを作ったらタイトルの創意工夫に力を入れてください。
「メルマガ タイトル」「メルマガ 件名」で検索して、良さそうなテクニックを見つけたら何度も試してみて、自らの顧客に合う(開封率が高い)タイトル作りを身につけましょう。
3. 差出人も重要です
例えばGmailなど、受信箱を見ると何が表示されていますか?
確かにタイトルも表示されているのですが、それだけではありません。そう、差出人も表示されるのです。
開封率を上げるには、差出人の工夫も必要です。
タイトルの工夫ほど多くの選択肢はありませんが、メルマガの名前や自社のメールアドレスを表示している場合は、担当者の名前に変えてみるなどして開封率を見てみましょう。(その際は、ABテストの鉄則をお忘れなきよう…。)
4. 感情的なつながりを
続いては、開封された後の文面についてです。正直なところ、商品も顧客像もわからない中で普遍的なことをお話するのは難しのですが、一つだけ言えることがあります。
それは、顧客が求めているのは「感情的なつながり」だと言うことです。
例えばプレゼントキャンペーンのお知らせなど、顧客にとって嬉しいことをお知らせするのにも、「プレゼントキャンペーンのお知らせです。」と事務的に情報を伝えるのか、「お待たせしました!やっと皆さまが喜んでいただけるような、素敵なお知らせができます。」といった感情的なつながりを重視した文面に仕上げるかで、断然効果が違います。
これは、決して上手な文章を作れば良いということではありません。
たとえたどたどしい文章だったとしても、感情を乗せて文章を作ることで、顧客と感情的なつながりを持つことはできます。
5. メルマガの目的とは何か?
最後はメルマガの目的についてお話します。
筆者はメルマガの目的を「コンバージョン(商品購入・サービスの契約など)」だと言い切ってしまうのは、もったいないと考えます。
確かにコンバージョンにつながることは非常に重要ですが、筆者はメルマガを通じて顧客と継続的な接点を持つことが重要だからです。
初見の商品・サービスに対して顧客がお金を即座に払うことは、よほどの場合をのぞいては考えにくいものがあります。
そのためにも、顧客がコンバージョンをするまでには何度も接点を作る必要があり、メルマガはその役割を果たすことができます。
たとえコンバージョンが上がらなくても、顧客の数を増やし、開封率を高めて、接点を作り続けてください。
・・・以上、メルマガの効果を上げるための5つのTIPSをお送りしました。
この情報過多の時代に、メルマガを読んでくれる方はとても貴重な人です。大事に関係構築をしてくださいね。
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