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ブランディングの盲点?これを忘れたばかりに手痛い目を見る。 – ARCC データも、未来も見通しよく。

ブランディングの盲点?これを忘れたばかりに手痛い目を見る。

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エビスマーケティングカレッジでは、ブランディングについて長らく様々な情報を発信してきました。

ブランディングの意味からはじまり、ブランディング戦略で大事なことや、具体例にも触れました。

今回はそんなブランディングにおいて、重要なのに忘れがちなことをお伝えします。これを忘れると、きっと手痛い目に会いますよ。

ブランドにとってネーミングは命

「これ」とは、ネーミングの重要性についてです。

もちろん軽視している人はいないと思いますが、筆者は過去の経験で、選定から決定までのスパンが短すぎる中で決めて、あとで困ることがたくさんありました。

ブランディング22の法則」の中で、著者はこう言います。

あなたが行う最も重要なブランディング上の決定は、自分の商品やサービスへの命名である。というのは、ブランドとは結局のところ名前だからである。

「ブランドとは結局のところ名前」というのは、ものすごい言い切り方ですが、ブランディングにおいて、ネーミングは命のようなものです。

ネーミングの悪い例

では、実際に筆者が思うネーミングの悪い例を3つ挙げたいと思います。

読めないブランド名

まず1つ目は、「読めないブランド名」です。(冗談でしょう?)と思うかもしれませんが、周りのブランドをよく見渡してみてください。

実際に読めないブランド名はあるはずです。

基本的には一目見て読めるものが良いですが、そうではなくても一度読めれば読める、あるいは略称が呼びやすいといった工夫が必要です。

競合サービスに似ている

つづいてはブランド名が競合サービスに似ているケースです。意図的にそうすることは論外ですが、名前が似ていると顧客を混乱させてしまいます。

GoogleやYahoo!などの検索エンジンで検索する時に、キーワードを打ち間違える可能性や、競合サービスが巨大な場合は、競合サービスをサジェストされてしまう可能性もあります。ネーミングの際は、改めて似ている名前がないかをよく調べることが大事です。

ネーミングの意味づけが不明瞭

最後は、ネーミングの意味づけについてです。あえて意味を持たせないこともあると思いますが、基本的には意味づけは明確な方が良いです。

一つの理由として、顧客が口コミをする時に「なぜそのブランド名なのか?」といった意味づけがされていると、話しやすい(口コミしやすい)からです。

例えば「提供する価値」を想起するようなネーミングはオススメできます。

「野菜生活」と聞けば、初めて聞いても野菜に関する何かであることはわかりますし、「クラシアン」はCM効果もあり、暮らし安心を想起させます。

あるいは一見して意味が通じなくても、少し説明を加えるだけで、意味が通るネーミングもあります。

有名な話だと、ブリヂストン(創業者が石橋氏で、英語にして前後をひっくり返している。)がありますね。いかがでしょう?意味づけがされている方が、良いと思いませんか?

ブランディングと聞くと、良いデザインや秀逸なコピーの方に目が向きがちで、実は非常に重要なネーミングをおろそかにしてしまうかもしれません。

これからブランドを立ち上げる方は、ネーミングにご注意ください。

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