デジタルマーケティングの世界は、テクノロジーの革新とともに、日進月歩で進化していきます。
広告運用ひとつとっても、ここ2,3年で劇的な変化を見せています。
もしここ数年の自社のマーケティングを振り返り、従来の運用方法から変わらないと感じていたら、何かを見直す良い機会かもしれません。
今回は、広告運用において間接効果を見る重要性をお伝えするとともに、広告運用方法が変わった1つの事例をご紹介します。
複雑化するデジタルマーケティング
かつては、ディスプレイ広告やリスティング広告といった、いわゆる”刈り取り型広告”と呼ばれるような広告が主流でした。
当時はクリック率とCVRを見て、コンバージョン数から算出するCPAを指標にすれば、大まかな効果測定はできました。
しかし、今は広告自体の種類も増え、さらに運用型広告が主流になり、直接効果よりも間接的な効果が高い動画やテキストベースのコンテンツも増えています。
デジタルマーケティングが実現できる範囲は広がっていますし、かつてないほど複雑さを極めています。
こうした状況下においては、どの施策がコンバージョンを導いたのかが、一概には言えません。
そのため、直接効果だけではなく間接効果までしっかりと見ることが、重要になってくるのです。
アトリビューション分析で間接効果を見る
間接効果を見るには、アトリビューション分析をする必要があります。
顧客が複数のタッチポイントを通過して購入に至る場合、どの広告にどれほどの効果があったのかを検証するには、一定のルールづくりが必要なので、そうした取り決めをモデル化したのが、アトリビューション分析です。
アトリビューション分析は5つのモデルがあり、それぞれ施策の評価の方法が違います。
詳しくはこちらに書いてあるので、ぜひご確認ください。
「アトリビューション分析5つのモデル|デキるマーケターは知っている?」
間接効果の意外な効果?
では、最後に間接効果まで見ることで、広告運用が変わった事例をご紹介します。
アルファーノート株式会社様は、広告の効果測定「流入してからコンバージョンに至るまでの中間点」を設定して、直接効果だけではなく間接効果も見るようにしました。
すると、結果的により正確な効果測定ができるようになったばかりか、コンバージョン数、CVR、CPAなどの指標で数値が大幅に改善したのです。
・・・というのも間接効果がわかるため、直接的にも間接的にも効果が出ない広告の出稿を早急に止め、さらに効果の高い広告に予算を集中的に投資することができたので、その結果、広告効果が飛躍的に向上したというのです。
複雑化したデジタルマーケティングにおいても、間接効果まで見て効果測定をすれば、正しい意思決定ができ、結果的に広告効果を上げるといった良い影響も与えることができるのです。
アルファーノート株式会社様の事例は、こちらにさらに詳しく書いてあります。ぜひご一読ください!
事例はこちら⇒CPA大幅改善の秘訣?間接効果がもたらす広告運用の最適化とは
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