スモールビジネスで心がける3つのこと-重要なのは「顧客を絞り込む」こと?

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インターネットの普及とともに、スモールビジネス、あるいはスモールBと呼ばれる事業体が増えました。

ことECをメインにして、小さな資本で利益を上げていこうとする規模感の場合、巨大な資本力がある大手企業とは、発想の時点から変えていかなくてはなりません。

今回は初めてスモールビジネスを展開する人に向けて、特にマーケティングの視点から心がけるべきことを3つほど挙げました。

広告予算は作れないという前提

まずはマーケティングを展開する上で、車にとってのガソリンのような存在である『広告予算』について考えてみましょう。

スモールビジネスの場合、当然ながら商品の仕入れなど、必須となる原価は優先的に支払われるので、残った資金で広告予算を作ろうとしても、大した額にはならないか、あるいはほとんど0円に近いといったケースがあるはずです。

「広告予算はほとんどないのが前提」と言ってもいいかもしれません。

しかし、先ほど車の喩えを出しましたが、ビジネスの場合はガソリン(広告予算)がなくても走ることはできます。

そのような状況では、「広告予算がない」といった制約がある中で、いかにブランドの認知を上げて、商品に興味を持ってもらえるかを考えることが必要とされます。(不可能でありません。知恵を絞ることで活路は開けます。)

活用すべきはプレスリリース

お金をかけずにリーチ力を高めるためには、他者の力を借りるしかありません。

具体的に言うと、メディアに取り上げてもらい、拡散してもらうのです。

もちろん簡単なことではありません。しかし、プレスリリースをうまく活用することで、あなたの商品に興味を持つメディアと出会える可能性はあります。

プレスリリースを見たメディアの担当者が、(自社メディアで取り上げたい。)(メディアの読者に伝えたい。)といった気持ちになるように、話題性が高いトピックを提供するよう心がけましょう。・・・プレスリリースは、ただの告知ではありません。

重要なのは「顧客を絞り込む」こと

広告とプレスリリースに触れましたが、顧客へのリーチ力以上に、LTVが高い顧客の心を掴むことは優先事項です。

スモールビジネスだからこそ、コストを最小限に抑えてLTVを最大化できるような施策を企画しましょう。

P&G のヴァイス・プレジデント、和田 浩子氏は以下のように述べます。

「ポジショニングというのは『ここにいる』ということで、『そこにいない』ということ。 ポジショニングには数多あるスペースがあるけれど、私は『ここにしかいない』という決意の表れをするのです。 みんな決定するのが怖いので、そんなに絞り込んでは駄目だ!とか言うけれど、絞り込まないとマーケティングにはならないです」

出典:モバイルマーケティング研究所『「絞り込むことはマーケティングの要」P&G を世界一に導いた和田浩子氏が語る、常にファンを生み出すブランド戦略

つまり、特にスモールビジネスの場合は「顧客を絞る」ことが重要です。

顧客を絞り込むことで、より深い顧客体験を生み出して、顧客のエンゲージメントを上げましょう。

顧客のエンゲージメントを高めるためには、今回ご紹介した方法以外もいろいろありますが、その辺りをホワイトペーパーにもまとめていますので、ぜひご覧ください。

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