新時代の新指標はこれ!?3つの指標でマーケティングに新たな概念を

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まだCPAで消耗していませんか?

クリック率、CVR、そしてCPAという指標は、デジタルマーケティングの世界では古くから使われる指標です。

しかし動きが早いITの世界において、指標だけが変わらずにいるのもおかしい気がしませんか?

ユーザーに対するアプローチも、マーケティングだけではなく、ブランディングからの視点も求められる今、新しい時代の新指標があって然るべきです。

今回は、3つの指標で御社のマーケティングに新たな概念を吹き込みましょう。

指標1:拡張ダイレクトマーケティング

1つ目の指標は、株式会社ワンスターが考える新しい広告の評価軸『拡張ダイレクトマーケティング』です。

ワンスター社は「単品リピート通販業界」に特化してダイレクトマーケティングの支援事業を展開しています。

ワンスター社は、基本的には広告の初回接触からのコンバージョンを見ていました。しかし、それだけでは見えない部分もあるので、そこにアトリビューション分析を行うことで間接効果も加味した『拡張ダイレクトマーケティング』を新指標としています。

「単品リピート通販」は他の事業に比べて、CPAベースの広告評価で事業成長を描く傾向が強いです。アトリビューション分析自体は5年以上前から存在しますが、なかなか現場には浸透しませんでした。

しかし『拡張ダイレクトマーケティング』のような評価軸を設けて、間接効果を加味することで、表面的な費用対効果ではなく、奥行きを持ったマーケティングを展開することができます。

参考:アドエビス導入事例「ダイレクトマーケティングに特化した代理店が挑む、新たな広告評価軸とは?

指標2:アクション喚起率

続いての新指標は、『アクション喚起率』です。

従来の指標では、例えば刈り取り型広告の直接効果を測ることはできますが、コンテンツを読んだユーザーが別の広告からコンバージョンした際の、コンテンツの間接的な効果までは測れませんでした。

本来は衝動的に商品を購入するか、以前から欲しいと思っていた商品でもない限り、ユーザーへの認知を広め、理解を深めてもらうといった、ブランディングが必要なはずです。

そのフェーズにおける広告・コンテンツの効果測定が、従来の指標では難しいのです。

『アクション喚起率』は、それを可能にします。

なぜなら『アクション喚起率』は、広告・コンテンツに接触したユーザーが、初回接触後に別バナークリックや自然検索に移行できた=「アクションを喚起できた割合」を出すことができるからです。

『アクション喚起率』を指標にすることで、広告・コンテンツの間接的な効果まで明らかにすることができます。

指標3:TCPA

最後の新指標は、『TCPA』です。

省略せずに言うと、「Total Cost Per Action」となり、アトリビューション分析で判明する間接効果も加味した顧客獲得単価の指標です。

獲得した1件の成果を、5つの集計モデルを元にユーザーが接触した全ての広告で成果配分することで「再配分CV」を算出します。

そして、施策にかかった広告費を「再配分CV」で割ってTCPAを算出します。

TCPAを指標にすると、ユーザーが最後に接触した広告だけでなく、アシストを行った広告も含め接触した広告を全体評価することができるようになり、潜在層マーケティングの効果測定を可能にします。

以上、3つの新指標をご紹介しました。もしあなたが新しいマーケティングの形を模索していたら、ぜひ新指標を試してみてください。今まで見えていなかった、新しい概念が生まれるはずです。

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