どの媒体に出稿するかは、マーケターが頭を抱えるポイントの一つです。
ある程度の経験があっても成果は保証されるものではありませんし、直感を元に判断を下そうにも、それでは社内への説明が不十分に終わります。
目標CPAやLTVを頭の片隅に置きながら、(限られた予算の中で成果を最大化するには、どうすれば良いのだろう?)と四六時中考えているマーケターにとって、定量的なデータを判断材料にできれば、これほど良いことはありません。
そこで今回は、媒体選定の際に悩むそんな皆様のために「ターゲット含有率」という新指標をお伝えします。
最後にトーンモバイル様の事例もご紹介するので、より具体的に見ていきましょう。
1. 出稿にあたって大事な媒体選定
普段それとなく読んでいるメディアであれば、感覚的に読者層が想像できますよね?
しかし、あまり見慣れないメディアや比較的新しいメディアの場合、決定的な判断材料がなくて困った経験は誰でもきっとあるでしょう。
特に男性マーケターが女性向けの商品を担当している場合など、商品自体の理解でも大変なのに、女性向け媒体の良し悪しを判断することは困難を極めます。
一昔前であれば純広告の出稿が盛んで、レクタングルバナーを中心にある程度決まったメディアにWEB広告を出稿していたのに・・・と思う方も少なくないはずです。
しかし今は記事広告やタイアップの企画コンテンツを作ったりと、様々な媒体に様々なフォーマットで出稿するケースが増えました。
成果報酬型の広告でもない限り、予算をかけてコンテンツを作った結果、成果を次に繋げられなかったり、うまく効果測定ができないと困りますよね?
2. 媒体選定を見極める新指標とは?
広告の効果測定で使われる「ターゲット含有率」という指標をご存じですか?
この指標は、媒体に出稿した際に、その媒体で接触したユニークユーザーのうち、ターゲット層がどれくらい存在したのかを計測するものです。
「ターゲット含有率」がわかると、その媒体が自社商品に合っているかがわかり、媒体選定を定量的なデータを元にして行えますね。
3. トーンモバイル様の媒体選定事例
それでは最後に、トーンモバイル株式会社様の媒体選定事例を見ていきましょう。
トーンモバイル様は、マーケティングに関する業務を社内で行っていましたが、アドエビス導入の一番のきっかけは、”広告評価の改善”でした。
https://www.ebis.ne.jp/actual/tone/
特に、潜在層・検討層向けマーケティング施策をアトリビューション分析できていない点に、課題を感じていました。
そこでアドエビスの導入を進めたことで、間接効果まで含む効果測定ができるようになり、さらに媒体選定においても、より詳しいデータからできるようになりました。
以下は、トーンモバイル株式会社の、中間 隆晃 様と張 然天 様から頂いたコメントです。
サービス自体が、家族向けの利用(シニア層・はじめてスマホを持たれるお子さま)を念頭に置いているので、今後はターゲットとマッチする層がいるメディアに露出していこうという話になりました。
例えば、お子さまのいらっしゃる親御さんが普段見られるようなメディアなどです。
今後、それらのメディアを評価していく際、アドエビスがキーとなります。
セグメントを分けたメディア出稿・配信を行っていくので、出しているメディアの属性情報が取れるところに非常に価値を感じています。
アドエビスを導入すると、媒体を選ぶ際に属性情報を取得できて、「ターゲットとしている層が存在するのか?」そして、いるなら「どれくらい存在するのか?」といった、ターゲット含有率が媒体やクリエイティブ単位でわかります。
この点がわかると、媒体選定の際の大きな材料を得られますね。
今まではメディア側が用意した媒体情報などを確認しながら、何となく感覚で選んでいた方も多いかと思いますが、これからは、定量的で確かなデータで裏付けしていきましょう。
ADエビスを導入すると、今まで私たちが蓄積してきた約100億件のアクセスデータと外部データを連携することで、「広告接触・自然検索・サイト来訪」といった行動履歴と、「年代・性別・地域」といったデモグラフィック情報をユーザー単位で紐付けて分析できるようになります。
これによって、トーンモバイル様の事例のようにターゲット含有率が取得できるので、成果を上げるための”正解”に近づける可能性が高まりますね。
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