検索キーワードを選ぶのに、時間をかけすぎていませんか?
品質の高いコンテンツを、少人数でなるべく安価に、大量に生産するという「矛盾」を求められているコンテンツマーケティング。
果たしてそんなことできるのか?と現場からは悲鳴も上がり、更新が途中で止まったオウンドメディアも少なくありません。
質を保ちつつ効率よくオウンドメディアを運用するには、ツールを使って検索キーワード選びを自動化することが欠かせないのです。
今回は当ブログの事例を参考にして、検索キーワードを選ぶ具体的な3ステップをご紹介します。
ステップ1. 検索キーワードの需要を把握しよう
まず、検索キーワードの需要を把握しましょう。
需要を把握することでコンテンツの内容を詰めることができますし、これから長きにわたって検索される(ニーズが恒常的にある)コンテンツを作ることができます。
それにコンテンツの大量生産には、扱うテーマを決める企画がよほどしっかりしていなければなりません。メディアとのマッチ度だけでなく、テーマのニーズを把握する必要があります。
ニーズとはすなわち「検索量」であり「想定imp数」です。そこで、以下のツールを使って量を把握します。
キーワードプランナー
Googleトレンド
目安としては、検索ボリュームは1000imp〜3000imp程度。(テーマによって一概には言えませんが、最初はそれ以上だと競合が多い、それ以下だと需要は少ないと判断してください。)
Googleトレンドで、検索キーワードの検索ボリュームが下がっていないことも合わせて確認します。
慣れてきたら機械的に数値を確認するだけではなく、ユーザーの需要を予想しながら検索キーワードを探しましょう。
ツールはあくまで現時点を切り取ったデータを返します。2年後には1,000impを下回っている可能性もありますし、impが2倍になる可能性だってあるのです。
ステップ2. 検索キーワードの競合度をチェックしよう
次に検索キーワードの競合度をチェックしましょう。
目視で確認してもいいですが、以下ツールを使うとなお良いです。
ファンキーライバル
この結果で、競合が「高」と出た場合は、最初から練り直します。
戦略とは、戦う前に勝つためにあります。競合が多いキーワードで企画を練ることは、魚の少ないポイントで釣りをするようなものです。
ステップ3. 検索キーワードを元に企画の幅を広げよう
最後に、サジェストキーワードから企画の幅を広げましょう。(サジェストキーワードとは、Googleでキーワードを入力すると、その下に表示される複数のキーワードです)
キーワードだけだと検索ニーズを拾いきれていないので、サジェスト機能を使います。
例えば、「デジタルマーケティング」というキーワードでも定義なのか、事例なのか、求職なのか、セミナー紹介なのか、その内容は大きく変わります。
さらに検索ニーズを深く知るために、以下に2つの便利なツールを使ってみるのも良いでしょう。
ファンキーワード
関連キーワード取得ツール
例外なく、良いコンテンツは多角的な視点で書かれています。ただ1つの検索キーワードを選ぶだけにとどまらず、検索ニーズを深く知り、多角的な視点でコンテンツを企画することが重要です。
今回のまとめ
今回は、検索キーワードを選ぶ3ステップをご紹介しました。
この3つのステップで検索キーワードを洗い出し、検索ニーズを深く理解した企画を量産すれば、自然と成果が出るコンテンツは作れるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
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