オウンドメディアを検討している企業は、ここ2,3年で急増しました。
御社も検討している、あるいはすでにオウンドメディアを開始しているのではないでしょうか?
しかし一方で、言葉だけが一人歩きしている印象も拭えません。
「バズるコンテンツがあれば成功するんでしょ?」
「オウンドメディアってキュレーションサイトのこと?」
「コンテンツをたくさん作れば、できますか?」
「オウンドメディア?ありますよ。会社のWebサイトですよね?」
などなど……。
今回はオウンドメディアのメリット・デメリットを解説して、成功するための5つのポイントをご紹介します。
先ほど挙げたような誤解を解くためにも、オウンドメディアについて知識を身につけていきましょう。
オウンドメディアのメリット・デメリット
どんなマーケティング手法も万全ではありません。
オウンドメディアには従来のマーケティング手法にはないメリットがありますが、同時にデメリットもあります。両方を理解していきましょう。
オウンドメディアのメリット
オウンドメディアのメリットは、マス広告以外の手段で優良顧客の囲い込みを行える点にあります。
大局的に見るとマス広告の効果が下がっているので、オウンドメディアはトライする価値がありますね。
またGoogleのコンテンツ重視路線にも合うので、良質なコンテンツを作ることができれば、検索ランキングでも上位に表示することができます。そして、低価格でブログを開始できる点もメリットの一つです。
オウンドメディアのデメリット
デメリットは効果が出るまでに時間がかかり、即効性が無い点です。
また、あらゆるジャンルで競合が増えているので、SEO対策をしっかりする必要があります。
先ほど低価格で開始できると言いましたが、効果が出るまでの期間は投資期間とも言えます。継続するには資金が必要なので、長期的な視点で見るとコストはかかります。
さらに、現在はコンテンツの作り手の意識変革が求められるようになりました。
本質的には「スタッフブログ」などと変わりませんが、「ユーザーに役立つコンテンツ作り」でなければ、効果を上げることは難しいでしょう。
トライしても徒労に終わってしまいます。これが一番のデメリットかもしれません。
オウンドメディア成功のための5つのポイント
それでは、オウンドメディア成功のための5つのポイントをご紹介します。
ポイント1:ブランドを意識しすぎ無いこと
自社ブランドのイメージを壊す内容を書く必要はないですが、意識しすぎてテーマを絞ったり校閲を厳しくしたりと、自主規制でがんじがらめにならないようにしましょう。
ポイント2:理想は高く、着手は現実的に
世間にあふれている多くの事例は、大企業がリソースを惜しまず投入した成功例ばかりです。そのような事例を実現するのは、難しいものがあります。(そもそも、SEO対策は半年〜1年スパンで考えるものです。)
ポイント3:万人受けを狙わない、しかし炎上は狙わない
多くのメディアが万人に受け入れられていない中で、万人受けは無理です。
ペルソナを決めましょう。ただし、そのペルソナに気に入られようと、誰かを否定的に見ないことは大事です。
「否定語」が多くないか確認してくださいね!
ポイント4:サブドメインにしない、サブディレクトリにする
サイトのインデックスは、基本的にドメイン単位に行われると言われています。サブドメインでも別々にインデックスされるので、オウンドメディアを設置するなら、絶対にサブディレクトリに置きましょう。
ポイント5:バズは無理やり狙わない、ただし拡散しやすい環境は整える。
力技でバズらせようとしても、それは本質的ではないので継続しません。
FacebookやtwitterのOGP画像対策は怠らないなど、拡散しやすい環境を整えましょう。
今回のまとめ
オウンドメディアは長期的なマーケティング戦略の一環で、一瞬のトレンドではありません。
御社も腰を据えてマーケティング戦略を練り、オウンドメディアを開始してみてはいかがでしょうか?
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