自社サイトの価値を高める上で重要なコンテンツマーケティングでは、「シェアのされやすさ」を意識する必要があると言われています。より多くの人にアプローチするためには、ユーザー自身に情報を拡散してもらうことが欠かせないからです。
したがって、やみくもに制作していてもシェアされるようなコンテンツを生み出せません。具体的にどうすれば使えばシェアにつながるコンテンツを作りあげることができるか、日夜頭をひねっている会社は実に多いです。
今回は、いますぐにでも実践できるちょっとしたテクニックをご紹介します。誰でも一度は使ったことのある、「あるモノ」を活用したテクニックを身につけるだけで良いんです。
「あるモノ」とは、ずばり「顔文字」。意外かもしれませんが、コンテンツ制作ではこの「顔文字」は非常に便利なツールなんです。
良質なコンテンツこそ、シェアされる
そもそもコンテンツマーケティングは、以下のプロセスを経て成果をあげることができます。
- 良質なコンテンツを制作する
- 大勢にシェアされる
- SEOでアクセスを伸ばす
この3つのプロセスの中でも、スタートラインである「良質なコンテンツを制作する」というプロセスが特に重要だと言われています。なぜなら、コンテンツの質が悪ければシェアされないからです。
良質なコンテンツを作るには「感情」が重要
コンテンツ作りのスタートラインは「シェアされやすいか」
それでは、どのようなコンテンツがシェアのされやすい良質なコンテンツと言えるのでしょうか?
シェアのされやすいコンテンツには、多くの場合に以下3つのうちいずれかの要素が伴います。
- 希少性の高い情報:
(例)「今日1日限定で半額サービスです!」といった、鮮度の高い限定的な情報が当てはまります。 - 独自性の高い情報:
(例)「当社新入社員が実践した結果を公開!緊張しないための10個の方法」といった、余所では見られないオリジナリティあふれる情報が考えられます。 - 身近な情報:
(例)衣食住など、誰もが一定の関心を持っている情報を指します。
とはいえ、いくら希少性や独自性の高い情報や身近な情報が盛り込まれていても、興味を持たれなければシェアされません。
シェアをしてもらうには、コンテンツを目にした後に「これを誰かに伝えたい」という強い感情を持ってもらえるような要素をさらに加える必要があります。
顔文字でコンテンツをもっと感情豊かに
文章中に“感情を揺さぶる情報”を込めることが重要
「これを誰かに伝えたい」とユーザーに思ってもらうには、コンテンツにユーザーの「感情」を揺さぶる情報が絶対に必要です。
伝えたい!とユーザーが思うのは、自分と同じ体験を誰かにも味わってほしいと思うからです。
しかし感情といっても、喜怒哀楽だけでなく驚き、照れ、恐怖など種類はさまざま。また同じ「喜び」という感情であっても、「飛びあがるような喜び」と「ひとりでじっくり噛みしめるような喜び」とではニュアンスが異なります。
ユーザーにどういう想いになって欲しいか?どういう想いになればシェアされ易いのか?を考えるのに、こんなまどろっこしい表現をしなければいけないのは、かなり大変です。
顔文字とユーザーの感情を想像しながらコンテンツを作る
「コンテンツをもっと感情豊かなものにしたい」という時には、そのコンテンツにあった顔文字を思い浮かべると、直ぐに理解できるのではないでしょうか。
顔文字は、飛び上がるような喜びを「_|\○_ヒャッ ε=\_○ノ ホーウ!!」と、
じっくり噛みしめるような喜びを「(`ω´)グフフ」と絵で表現できます。
こう表現されると、「じゃあどうすれば、こんな顔になるかな?」と話しやすくなります。
(ちなみに、このコンテンツを読み終えた後、あなたにはw(゚o゚)w オオーという顔になって欲しいと思っています)
こんなに違う!顔文字の感情表現一覧
そこで今回は、代表的な例として喜び、悲しみ、怒り、照れ、驚き、罵倒、緊張、ショックという8つの感情ジャンルを用意してみました。
皆さんがコンテンツを作成するときの参考にして下さい。
「喜び」の顔文字 | |
---|---|
ヾ(@⌒▽⌒@)ノワーイ! | ъ( ゚ー^)イェー♪ |
キャッヾ(≧∇≦*)〃ヾ(*≧∇≦)〃キャッ | ((喜´∀`喜))ノ |
v(≧∀≦)v うれし~ | (●´3`)~♪ |
(´∀`●) | ヽ(‘ ∇‘ )ノ ワーイ |
(*^-゚)vィェィ♪ | d=(´▽`)=b ィェーィ♪ |
「悲しみ」の顔文字 | |
---|---|
(´_`。)グスン | ( ゚,_ゝ`) |
(´Д`) =3 ハゥー | (o´_`o)ハァ・・・ |
・゚・(ノД`;)・゚・ | (;へ:) |
(;д;) ヒック | (゚ーÅ) ホロリ |
p(´⌒`。q)グスン | (T_T) |
「怒り」の顔文字 | |
---|---|
(≧ヘ≦) ムゥ | ゛(`ヘ´#) ムッキー |
(#`-_ゝ-)ピキ | (-゛-メ) ヒクヒク |
(○`ε´○)ゲキオコプンプン!! | (;`皿´)オコだかんね! |
(-“-;) | (・皿・)ゴラァ |
(´゜∀゜`)ムカ | (`A´) |
「照れ」の顔文字 | |
---|---|
ポリポリ (・・*)ゞ | (*⌒∇⌒*)テヘ♪ |
(⌒・⌒)ゞイヤァ | ヾ(´ε`*)ゝ エヘヘ |
(*゚ー゚*)ポッ | ヘ(・_・ヘ)エヘッ |
テヘペロッ(*゚ー゚)> | ( ̄ー ̄)ニヤリッ |
ゞ( ̄ー ̄ )イイッテバ | (*/∇\*)キャ |
「驚き」の顔文字 | |
---|---|
w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ!! | ∑(゚Д゚)アァ!? |
(゚0゚;ハッ | Σ(=o=;)ギク!! |
♪⌒ヽ(*゚O゚)ノ スゴイッ!!! | ∑q|゚Д゚|pワオォ!! |
(´△`) えっ? | (゜ロ゜)ギョギョ!! |
∑(゚◇゚;) ゲッ | (゚o゚;;ギク! |
「罵倒」の顔文字 | |
---|---|
(`ε´)ぶーぶー | (`×´)丿ウザイ!! |
(#´O`)は?? | (´・д・`)バーカ |
( *^ω^)_θ バカに効く薬だぉ♪! | m9(^Д^)プギャー |
アンタ(=゚ω゚=;)バカァ? | (`_ゝ´)アッソ |
シーー( ̄、 ̄*)ーーン | ( ̄◇ ̄)アホちゃう? |
「緊張」の顔文字 | |
---|---|
トクン・・(*μ_μ)トクン・・ | |緊張|ョ゚Д゚;))))ドキドキ |
(`・д´・;)ゴクリ | ガチガチ[o`・ω・´;o]゛キ・・・キンチョウ・・・ |
(((((( ;゚Д゚))))) | ┣¨キ(p´・_・`q)┣¨キ |
(●o´A`)oドキドキ♪ | ブルブル((;゚ェ゚;))ブルブル |
ブルブル(((=ω=)))ブルブル | |緊張|ョ゚Д゚;))))ドキドキ |
「ショック」の顔文字 | |
---|---|
( ̄▽ ̄;)!!ガーン | Σ(▼□▼メ) |
Σ(゚口゚; | (≧σ≦)なんて日だ!・ |
( ▽|||)サー | (_□_;)!! |
(_ _lll)ァハハ・・・ | orz |
(´△`)↓ | Σ(|||▽||| ) |
今回のまとめ
今回は、シェアされやすいコンテンツを作るには、ユーザーにどんな気持ちになって欲しいかを考えて作ることが重要であることを紹介しました。
顔文字を見ながら議論をすれば、ネタやオチについて自然と浮かんでくるのではないでしょうか。最後に取り上げた80個の顔文字を、ぜひ今後のコンテンツ制作で活用してみてください。
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