2017年、デジタルマーケティングは大きな変遷の真っ只中にいます。
もしまだその変化に気づかず、今までのやり方を続けているだけでは、顧客はそのうち振り向いてくれなくなるでしょう。
デジタルマーケティングは、デジタルであるがゆえに、PCやスマートフォンの画面の向こう側にいる「人」の存在を忘れてしまいがちです。
しかし、今こそ人(顧客)に立脚した、「人軸」のデジタルマーケティングに取り組んでいく必要があるのではないでしょうか?
今回は、3つのTIPSから考えてみたいと思います。
1.誰のためのコンテンツ?
「コンテンツマーケティング」という言葉に囚われず、その本質を見ていた人がどれほどいるのでしょうか?
コンテンツを発信するのであれば、当然ながら「誰のためか?」を考えなくてはなりませんん。
これは例えばオウンドメディアを作る前に、ミーティングを開いてみんなでペルソナを話し合って終わり・・・といった類のものではなく、コンテンツを発信し続ける間は、ずっと考え続ける必要があります。
「誰のためのコンテンツなのか?」この視点は常に持ち続けるべきです。
この視点を持ち、顧客起点の「人軸」の発想でコンテンツを届けることが大事ではないでしょうか?
2.顧客不在のマーケティング
(当たり前のことを・・・何を言ってるんだ?)と思う方もいるかもしれません。
しかし冒頭でも触れましたが、デジタルマーケティングはインターネットを使って、効率よくユーザーにリーチできる一方で、顧客のことを考えない「顧客不在のマーケティング」も散見されます。
例えば検索エンジンの動向ばかり気にした、SEO重視のコンテンツ群を見たことはありませんか?
あるいは、バズ目的でYouTube動画を作ってみたものの、思ったよりも視聴されなかった経験はありませんか?
コンテンツの数を増やしてセッション数を増やしたところで、しっかりと顧客にコンテンツを読んでもらわなくてはなりませんし、動画であれば顧客に視聴してもらわないとなりません。
「顧客不在のマーケティング」は、往々にして起こりうる事態です。
3.人軸のマーケティングとは?
ここまでは概念的な話でしたが、それでは「人軸」のマーケティングとは、具体的にどんなものでしょうか?
当然ながら、商品・サービスが違えば顧客も違うもので、普遍的な説明をするのは難しいものがあります。
ただ、お伝えできる大事なポイントとしては、まず最初に複数のマーケティング施策の効果を可視化することです。
今までの効果測定方法のように、施策軸で見るのではなく、人(顧客)に立脚して可視化しましょう。
2017年、これからのデジタルマーケティングは、アプローチしている顧客像を明らかにして、施策ごとに分断されるのではない「人軸」のマーケティングが必要です。
詳しい事例などは、ぜひ「カスタマージャーニー分析」をご覧ください!
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