混乱してる?直帰率と離脱率の違いー中山くんと先輩の会話で具体例を学ぼう

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WEB広告で集客をする場合、いくらバナー広告などのクリック率が高くでも、CVRが低いとコンバージョンを増やすことはできません。

それにブランディングの観点から考えても、ユーザーにはなるべく長い時間アクティブな状態でサイトを回遊してもらい、コンテンツに接触し続けて欲しいものです。

そう考えると、当然ながらサイトの直帰率も離脱率も、低いに越したことはありませんよね。

・・・ここで、(ん?「直帰率」と「離脱率」だって?)と、ふとハテナが浮かんだ方はいませんか?

「直帰率」と「離脱率」という2つの言葉、似たようなシーンで使われるからか、中には混乱している人もいるかと思います。

そこで今回は改めて、混乱しがちな2つの言葉の解説とともに、直帰率と離脱率をそれぞれ求める具体的な方法を例を挙げてみていきましょう。

1. 直帰率と離脱率の関係性

2つの言葉の違いを説明する場合、まず関係性を明らかにすると、分かりやすいことがあります。そこで図を作ってみました。

非常に簡単な図で恐縮ですが、ご覧の通り「直帰率」は、「離脱率」に含まれています。

まずはこの点を整理しましょう。

直帰率の「直帰」は離脱率の「離脱」のうちの一つなのです。

1. 直帰率とは何か?

ではまず、直帰率の意味から確かめましょう。

普段の生活だと「直帰」という言葉は、会社に戻らず打ち合わせ先から帰宅する時などに使いますよね?

デジタルマーケティングの世界では、ユーザーが訪れたサイトの他のページを見ず、最初のページだけを見て離脱することを表しています。

直帰率の計算方法は、「ユーザーが最初にそのページを見たセッション数」を母数にして、直帰した割合を出します。

2. 離脱率とは何か?

続いて、離脱率を知るために、まずは「離脱」の意味を確認しましょう。

分かりやすい解説があったので、引用させていただきます。

「離脱」とは、検索結果・web広告・ブックマーク・テキストリンクなどからサイトに訪問し、ウェブサイトにアクセスしてきた人が、次の段階(ページ)に進まずに、そのページを出口にしてブラウザを閉じたり、他のサイトに移動してそのサイトを退出することです。

出典:ナイル株式会社「離脱率とは 」

このようにデジタルマーケティングの世界において、「離脱」はユーザーがサイトから退出することを指しています。

つまり離脱率は、ユーザーがサイトから退出してしまった割合のことだと分かりますね。

ここで注意すべき点は、離脱率を計算する際の母数です。

直帰率を計算する際の母数は、「ユーザーが最初にそのページを見たセッション数」でしたが、離脱率の場合は「すべてのセッション数」です。

仮にAというページがあった場合、Aのすべてのセッション数を母数として、Aから離脱したセッション数の割合を計算すると離脱率が出ます。

よく考えると、ここでの離脱には直帰も含まれていますよね。

つまり、前述した通り離脱率には直帰率も含まれているのです。

3. 具体例:直帰率と離脱率が現場でどのように使われるのか?

それでは最後に、デジタルマーケティングの現場で直帰率と離脱率がどのように使われているのかを、中山くんという架空の人物を通じて見ていきましょう。

中山くんは家具メーカーに入社した2年目のマーケターです。そこまで大きくない会社なので、先輩たちは中山くんに多くの裁量を与えてくれます。

昨年末からスタートした初めてのオウンドメディア『家具の街』も、中山くんが企画立案から関わっています。メディアは取材を中心としたコンテンツが定期的に更新される形式で、顧客は気に入った家具を見つけてECサイトで購入できたり、問い合わせることができます。

コンテンツの更新体制は整ってきたので、中山くんはデジタルマーケティングに詳しい先輩にアドバイスをもらいながら、目下のところ『家具の街』のサイト改善に取り組んでいます。

今、中山くんは独学で直帰率と離脱率の意味を調べたので、今後のサイト改善プランについて、先輩に相談しているところです。

中山くん「『家具の街』全体のCVRを上げるために、まずは一番セッション数の多いコンテンツ上位5つを改善していきます。」

先輩「具体的には、何をするの?」

中山くん「まずは直帰率を改善していきます。
具体的には、コンテンツを読み進めてもらえるように、ファーストビューのデザインを変えて、画像だけではなく冒頭の文章まで読めるようにします。これで直帰率が改善された他社事例があるので、それを参考に実施します。
さらに、コンテンツ直下にスペースを設けて、そこで別のコンテンツをレコメンドできるようにします。」

先輩「わかった。でもそうやって直帰率や回遊率を上げても、CVは増えるかな?」

中山くん「さらにもう一つ改善施策があります。今季一番力を入れてる商品Aに関するコンテンツと購入ページ、それぞれの離脱率を下げます。
コンテンツ直下のレコメンドで、商品Aへの導線を作って、ページの離脱率を下げればCVは増えていくはずです。
ただ、これは具体的な方法がわからないので・・・教えていただけますか?」

先輩「よし、わかった!そしたら、これをこうして・・・」

中山くんと先輩とのやりとり、いかがでしたか?この2人に近い会話をした経験がある方は、きっといらっしゃると思います。

この会話は直帰率と離脱率をの違いを知ってから聞くと、より理解が進みますね。

私たちマーケターは日々、様々な改善施策を考えていますが、サイトの直帰率や離脱率を改善することは基礎の基礎ながらとても大事なことです。

もしまた言葉の違いがわからなくなったら、中山くんと先輩の会話を思い出してみてください!

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