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運用を考えたアカウント構築 – ARCC データも、未来も見通しよく。

運用を考えたアカウント構築

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さて、早速ですが、本日は「リスティング運用における理想と現実」のようなところを記事にいたしました。 既に代理店さんとの会話や、リスティング広告にかかわる参考文献で

  • キーワードの網羅性
  • キャンペーンの細分化運用

みたいなものを耳にされている方もいらっしゃることでしょう。

確かに、それらは実現できるのが理想です。

しかし、理想を実現するには非常に多くの労力を必要とします。 そして労力以外にも考慮すべき点がある…ということが、本日のテーマです。

キーワードの網羅について

広く市場にアプローチしたい、ユーザーの細かなニーズまですべて答えたい、また、できるだけ完全一致での出稿を目指したい、など、多くのキーワードが必要になる理由は山のようにあります。

ただ、キーワードが増えるとそれだけデータが分散します。

たとえば「一日に数クリックしかされない」キーワードが、膨大な数、生じることになるのです。 これは、分析面で見てデメリット以外の何物でもありません。

有意なデータを導くためにExcelなどでデータをまとめ、なおかつそれらの傾向を把握し、どうやって入札に反映するか悩み、試し…少なくとも精神的にはかなりすり減りそうですよね。

限られたリソースの中で、どこまでアプローチするのか、どこまで分析に時間をかけるのか、時には捨てる勇気も必要です。

まずは「管理できそうなキーワード量」から、少しずつ手を広げていくことをおすすめします。

最初の数十~数百キーワードの運用に慣れてきたころには、次に広げるキーワードが(少なくとも最初に考えるよりは)高い精度で見えてくるはずです。

キャンペーンの細分化について

(広告グループの扱いは、また別の機会にしっかり記事にします)インハウス運用においてキャンペーンを細分化するメリットは、「キャンペーンレベルでは日別予算が設定できるため、予算管理が行いやすい」ことが何よりも大きいと思うのですが、キャンペーンを細分化しすぎると上記のメリットはデメリットに化けてしまいます。

下記の例をご覧ください。

「ちょっと極端に言ってるんちゃう?」と思われるかもしれませんが、案外こういう状況には簡単に陥ります。

上記でいうと、キャンペーンA~Cにはそれなりに大きなキーワードが入っているのですが、F~Yにも小さいものの出しておきたいキーワードが分散しているパターンです。 デメリットとしては3点あり、

  1. そもそも、大量のキャンペーンの予算設定を把握するのが大変
  2. 設定予算が小さければ小さいほど、機能としての精度が低くなる
  3. キャンペーン予算は、そのキャンペーンに存在するキーワードの中で“もっとも高い入札”以下にはできないので、低い予算を設定しようとするとエラーが生じるときがある

といったところです。 ここから、前述のキーワードと同様に、こちらも「程度問題」であることがお分かりいただけるのではないでしょうか。

以上、なんだか難しいように見えるかもしれませんが、伝えたいこととしては 「自分が使いやすいよう、アカウントを作るときは無理をしないようにしましょう。」ということです。

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