小さなECサイトが集客のために知っておくべき6つのTIPS

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筆者はECビジネスを0から立ち上げた経験が何回かあるのですが、特に初めての時は右も左もわからず大変な思いをしました。

その時にすこしでも詳しい人にアドバイスをもらえれば、失敗のうち何個かは回避できたかもしれないと今でも思っています。

特に小規模ECサイトの集客面では何度も何度も失敗をしたので、今回は僭越ながらTIPSをお伝えするという形で、ECビジネス初心者の皆様にアドバイスをお届けできればと思います。(一つ一つは短いのですが、全部で6つあります。)

1.ネーミングは読みやすくユニークであること

まずはブランド名のネーミングについてです。(すでに名前が決まっている場合は悪しからず・・・。)

なぜネーミングがECサイトの集客のために重要なのかと言うと、ブランドの認知から集客に至るまでに名前が非常に重要だからです。

Googleなどの検索サイトを経由したり、InstagramなどのSNSを経由したりして顧客はブランドサイトや商品サイトに来訪しますが、それぞれキーワードや#(ハッシュタグ)で名前を入力します。

この時に、読みやすくユニークな名前であるだけで検索性が上がります。

そして検索で有利になるだけではなく、商品の売上に寄与する最も重要な「口コミ」においても、読みやすくユニークな名前であることは非常に重要なことなのです。(「あれ、あの・・・名前は忘れちゃったんだけど・・・」といった形で始まる会話はそれなりのストレスを伴うものです。)

ECサイト集客のための6つのTIPSでネーミングを最初に挙げたのには、それなりに理由があります。

2.顧客は商品の違いがわからない

つづいては、商品の訴求方法についてです。

人々は何らかの広告や口コミなどでサイトに来訪しますが、私たちブランドサイドの人間が想像する以上に、多くの顧客は商品の違いがわかりません。

売り手、作り手である私たちは、十分な時間をかけて商品理解を深めていますが、顧客はほとんどの場合すこししか商品のことを知らないのです。

ブランドサイトに人を集めるには、商品開発の時点で、顧客が誰でもわかるような訴求ポイントを作るべきです。

そのような訴求ポイントが作れない商品は、ECサイトへの集客方法を考える際に、広告ではなく、啓蒙や商品理解のためのコンテンツづくりに舵を切るべきです。

つまり、じっくりとブランドや商品の良さを伝える方法を選ぶのです。

3.やることを徹底的に絞る

資金やリソースが潤沢にあれば話は別ですが、集客の方法の中で何が一番合っているかがわからない段階では、あれやこれやと手を広げるのは危険です。

例えばSNSだけに資金とリソースを集中するなど、まずは徹底的にやることを検討して、絞ることが大事です。

ただ、ブランド・商品によって、マーケティング施策にも合う合わないがあるので、絞るためにはまず一通り試してみる必要があります。その際の予算はできるだけ用意をして、早めの失敗から学ぶ姿勢をとりましょう。

4.ビジュアルイメージはとにかくこだわる

いくら予算がないと言っても、ビジュアルイメージだけはこだわる必要があります。

ビジュアルイメージとは、写真・イラストをはじめ、ブランドのイメージや雰囲気を伝えるために用意する素材のことです。

オンラインではブランドサイトやSNSのコンテンツになりますし、オフラインでは店舗のポップアップやポスター、フライヤーにも使うことができます。

ビジュアルイメージはとにかくこだわることで、人々の印象に残る可能性が高くなり、それがひいてはブランドの売上に還元されていきます。

5.顧客とオフラインのつながりを作る

ECサイトをオープンしたと言っても、ECだけで売上を作る必要はありません。

イベントに出店したりポップアップショップをオープンすることで、顧客とオフラインのつながりを作りましょう。

顔を合わせて話をすることで商品に興味を持ってくれる顧客と出会えますし、少なくともブランド名を覚えてもらうことはできます。
オンライン施策に比べてスケールすることはありませんが、オフラインでの濃厚なコミュニケーションがブランドにとって長期的な資産になることは間違いありません。

6.とにかく継続すること

最後に、これは当たり前のことかもしれませんがあえて、「継続すること」を挙げたいと思います。

新しいブランドがローンチされたり、新商品が登場すると、それだけで話題になり飛びつく人はいます。それで一定の売上を上げることはありますが、それだけで長くは続きません。

平素、何もない状況でも話題を作り、コンテンツを作り、それを絶えず発信していくこと。その発信をとにかく継続していくことが重要です。以上6つのTIPSでした。

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