今回はSEO対策で最も重要だと言われているタイトルの付け方と、ディスクリプション対策について説明します。
そもそも今から3年ほど前までのSEO対策は、多くの被リンクを獲得することが「正解」と言われてきました。したがって多くの資本を投下した分だけ、検索結果の上位を維持し続けることもできました。
しかし、今から3年前にペンギンアップデート、パンダアップデートが日本でも本格導入されたのを皮切りに、過度な被リンクを持ったコンテンツ・質の低いコンテンツは、検索結果の上位から姿を消すこととなりました。
その代わりに、「質の高いコンテンツ」が求められるようになっています。
質の高いコンテンツを解りやすく表現することがSEO対策
今後は、「質の高いコンテンツ」を求める傾向はより一層強くなると言われています。
Google側からしてみれば、ユーザーが検索した検索結果にマッチングするコンテンツ・情報がなければ検索エンジンとしての価値はどんどん下がっていくため、妥当な対策ともいえるでしょう。
とはいえ、質の良いコンテンツであればそれで十分というわけではありません。ユーザーが、そのコンテンツにアプローチできるような形にしていく努力も欠かせません。
つまりユーザーの意図をくんだ検索キーワードの設定など、今まで以上にシビアにSEO対策を取り組む必要があります。
Point1:タイトルは30字以内にして、SEOキーワードを必ず含める
ページタイトルの30文字以降の部分は検索結果で表示されない
SEO対策を意識したタイトルの書き方として「タイトルは30文字以内」が鉄板です。なぜなら、検索結果において30文字以降は「…」と省略をされてしまうからです。ちなみに、スマートフォンでも同様です。
せっかく、タイトルが良くても伝えたい内容が省略されてしまっては元も子もありません。そのためタイトルは、できる限り30文字以内におさめるようにしましょう。
25字なのでタイトル全てが表示されています
タイトルが長いと、このように途中で区切られます
ページタイトル内に狙いたいキーワードを含める
検索結果で表示されているページタイトルの全てをユーザーはじっくり見るわけではない、と言われています。自分が探したいキーワードだけ目で追うことの方が多いとも言われています。
したがって、ページタイトルには必ず検索キーワードを含めておく必要があります。Google側もそれを推奨しているようです。そうすることで、検索エンジンでのCTRが高くなると言われています。
Point2: ディスクリプションは40字以内+80字以内で考える
スマホとパソコンでは表示される文字数が異なる
ディスクリプションとは「検索結果でタイトルの下に表示されるサイトやページの概要文を表す文章」のことをいいます。
ディスクリプション、は「40字以内」と「追加80字の合計120字以内」の二つに分けて考える必要があると言われています。
スマホとPCで表示されるディスクリプションの文字数が異なるためです。パソコンの場合だと120文字前後、スマートフォンの場合だと40文字前後といわれています。
PC版検索結果での表示
スマホ版検索結果での表示
ディスクリプションを充実させることはユーザビリティの向上につながる
SEO対策においてとても重要なディスクリプションですが、実はユーザビリティの向上とも強い関連性があります。
多くの情報があふれている昨今において、ユーザーはすべての情報に時間をかけて読むことができません。数秒という時間で、自分にとって必要な情報を選んでいます。その中で、クリックせずとも記事の概要を知ることができるディスクリプションを充実させることで、ユーザーは安心してサイトおよび記事を訪れてくれるようになります。
実際、タイトルとディスクリプションを上記のルールに当てはめることで、http://www.mm-lab.jp/のSEO対策は以下のように向上しました。
11月23日からの1週間と、変更前の9月28日からの1週間を比較
まとめ
今回はSEO対策で気を付けるべき点について、2点お話しました。
サイトの内部対策も重要ですが、そもそも検索結果の上位に表示されて且つサイトを訪問してもらえなければ、本末転倒です。
今回ご紹介した2つのポイントは、SEO対策としても高い効果を望めます。そのためSEO対策の質を高めていきたいと考えている方は、ぜひとも試してみてください。
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