メルマガを送る上で、開封率というのは無視できない数字です。もちろんメルマガを通じてコンバージョンが上がることは、マーケター冥利に尽きるのですが、一方でそれだけを追うのは間違っていると思います。
メルマガは、まずは読んでもらうこと。いや、もっと言うと読み続けてもらうことが大事ですよね。
今までエビスマーケティングでも、メルマガについてお伝えしてきました。
(「初めてのメルマガ?それなら効果を上げるための5つのTIPSをどうぞ。」
「メルマガの効果検証を初めてする人のために必要な4つのアイディア」など。)
今回は「開封率」にフォーカスして、すぐわかるちょっとした5つのTIPSをお伝えします。
習慣化して継続すること
口を酸っぱくして言いますが、メルマガは習慣化して定期的に発行し、継続していくことが大事です。(メルマガだけに限りませんが)
習慣化することでコンテンツ制作に余計な力が入りませんし、自ずと定期的な発行が可能になります。そして何より大事なのは継続することです。
たとえあなたのメルマガを一切読んでいない人がいても、継続して発行することで、何かの拍子で開封してくれるかもしれません。
「習慣化して継続すること。」当たり前のことですが、これができる人と、できない人に分かれます。できる人になれれば、開封率を上げるための日進月歩することができます。
タイトルには具体的な数字を
開封率を上げるためには、タイトルを工夫するのが近道です。差出人の名前を変えることも以前の記事で触れましたが、ABテストなどを繰り返して改善しやすいのはタイトルですね。
様々なテクニックはありますが、鉄板を一つ。それは具体的な数字を加えることです。
具体的な数字は具体的なイメージを喚起します。たとえば「カルシウムがたくさん入っている。」よりも「カルシウム2,000mg配合」の方がより具体的なイメージではないですか?
「カルシウム小さじ1杯分配合」はもっとイメージしやすいかもしれません。このように具体的な数字を入れることで、開封率を上げることができます。
トレンドを感じさせる
続いて、開封率を上げるための一工夫は、トレンドを感じさせることです。
トレンドとは、たとえば「2018年」などの年月日や、「東京オリンピック」など、今の話題のキーワードで表現します。これもタイトルの冒頭に入れましょう。
顧客も定型文で用意したメールを、対象を変えて何回も送っていることはわかっています。(それが悪いことだという意味ではありません。)
トレンドを入れることで、長く使い回すことはできなくなりますが、顧客にとっては新鮮味が増します。
「今」だからこそ読むべきだと少しでも感じれば、顧客にとってそのメルマガ読む理由ができるはずです。
タイトルに意外性があると開封する?
これは筆者自身の経験でもあるのですが、マーケティング関係のメルマガは「WEBサイトの回遊率120%改善」とか「SEOトレンド10選」のようなタイトルが多いものです。
(またか・・・。)と思う人も一定数いるのは自明のことで、ここで一見関係がないようなタイトルを使うことができると幅が広がります。
思わず筆者が開いてしまったタイトルは、「最近、ジムによく行くことでわかったこと」というもの。いつもはマーケティングの話ばかりだったのに、意外性があり過ぎて開封しました。(ちなみに内容は、「筋肉の大きさを頻繁に計測することが大事=マーケティングも効果測定を頻繁にすることが大事」といった内容でした。)
とはいえ大事なのはメルマガの内容です。
いろいろとお伝えしましたが、最後に「とはいえ大事なのはメルマガの内容」とお伝えしたいです。
タイトルの工夫などは、あくまで小手先のテクニックで、一回の開封率を上げたところで読んだ人が満足しなければ、二度と開封してもらえないかもしれません。
ためになる内容であることはもちろん、面白くて感情が伝わる内容で、かつ読者にメリットがあるものが理想です。
メリットを生み出すのが難しくても、発信者であるあなたの人柄や、そのブランドのストーリーが伝わる内容であることで開封率を継続的に上げることができます。
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