2018年に乱立するコミュニティ:3つのTIPSからその本質を考える。

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2018年に入り、マーケティング業界で一番よく耳にする言葉は、「コミュニティ」ではないでしょうか。

コミュニティの盛り上がりがマーケティングに活かされるのは素晴らしいことですが、横文字のかっこいい言葉だけが先行して、その本質が見失われていませんか?

今回は乱立するコミュニティをタイトルに据えて、3つのTIPSからコミュニティの本質を考えていきたいと思います。

乱立するコミュニティ

インターネットが実現したオンラインにおける双方向のコミュニティは、口コミサイトやクラウドソーシングの文脈でも取り上げられることがありました。

しかし、最近のコミュニティ論は、しきりにオフラインの繋がりを重視しているように思えます。

デジタルマーケティングまだ発展途上ではありますが、ここまでインターネットが世の中に浸透してくると、リアルな場でのコミュニケーションを見直して、オンラインとオフラインの施策の連動がより重要になってきます。

そういった背景を注視すると、2018年は一つのタイミングなのかもしれません。

コミュニティに必要なものとは?

株式会社コルクの代表、佐渡島 氏は、コミュニティに必要なものは『旗印』と言います。旗印とは「会社でいう、ビジョンと行動指針みたいなもの」だそうです。

実際にコミュニティ運営をしたことがある方はイメージが湧くかもしれません。

コミュニティの名の下に人を集めても、しばらくすると(あれ?何のために集まってるんだっけ?)と疑問が生まれたことはありませんか?

たとえ最初は楽しくても、熱量を持続していくためには何らかの目的が必要で、もっと言えば『ビジョン』が必要になります。

そして、そのコミュニティを「どのような場にしたいか?」を具現化するために『行動指針』は必要です。(少なくとも、筆者は佐渡島 氏の意見に賛成です。)

コミュニティは、ただ人が集まって同じ時間を共有するだけではなく、ビジョンを共有することで同じ方向を向くことが大事ではないでしょうか?

参考:「【佐渡島庸平】熱が持続する場、持続しない場の境界線

2018年以降も残る本物のコミュニティ

2018年にコミュニティが乱立しても、おそらく持続するものは一部でしょう。

明確なビジョンと行動指針を掲げ、それを持続していくことは、並大抵のことではないからです。

そして、中でもコミュニティをマーケティングに活かすことができるケースは、さらに少ないと予想されます。エビスマーケティングカレッジでも、そういった成功事例を今後も追っていきたいと思います。

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