インバウンドマーケティングがもてはやされたのは、もはや過去の時代でしょうか?
いや、これはトレンドではなく、時代の流れを見れば間違いなく、B to BやB toCにかかわらず、どの企業もインバウンドマーケティングは外せないマーケティング手法です。
しかし、一方でインバウンドマーケティングが成功したという事例もあれば、導入してみたけどウチには合わなかったという声もチラホラと聞く気がしませんか?
では、インバウンドマーケティングは、どのようなケースや状況だと成功するのでしょうか?それがわかれば、失敗するケースもわかるのではないでしょうか?
2017年になりました。ここで改めて、インバウンドマーケティングについて見ていきましょう。
1. インバウンドマーケティングでないとならないのか?
まずは、この質問を最低でも3回は繰り返したいところです。
確かにインバウンドマーケティングは、「顧客から発見される」といった文脈で語られることがあり、良い印象を受けるのもわかります。
それに、少し前はマーケティング業界はどこに言ってもインバウンドマーケティング(あるいはコンテンツマーケティング)が、まるで呪文のように語られるのですから、周りもやっているし・・・と導入に積極的なのも、無理はありません。
しかし、「インバウンドマーケティングでないとならないのか?」この質問に答えられないと、始める必要はないかもしれません。
業種やビジネスモデルによっては、口コミが一番マーケティング上の成果を上げていたり、事業のフェーズによっては、Web広告に予算を大きく割いて集中的にコンバージョンを増やしたりする必要があるかもしれません。
その点、全体のマーケティングを設計した上で、「予算」や「継続性」を考えて、その答えがインバウンドマーケティングであれば、ぜひインバウンドマーケティングをやりましょう。
2. コンテンツ制作を継続できない
(コンテンツ制作?ブログみたいなものでしょう?)
いえいえ、違います。ただのブログを書くのとは訳が違います。
顧客の関心を呼ぶコンテンツを継続的に作る体制は、簡単に作れるものではありません。(継続といっても、例えば3ヶ月継続すればOKと言う問題ではありません。)
コンテンツ制作を継続できずに、オウンドメディアが失敗するケースはあります。(この場合、失敗とはオウンドメディア終了のことです。)
最初は小さくスタートするでも構いませんが、しっかりと継続的にコンテンツ制作をする体制づくりに注力しましょう。
3. インバウンドマーケティングの目的は何か?
インバウンドマーケティングをスタートするのは良いのですが、リードジェネレーションなのか?ブランディングなのか?採用なのか?・・・これはある程度、考えておく必要があります。
ここは、先行事例を見ながら考えましょう。
繰り返しますが、業種やビジネスモデルによって、目的遂行のためにはインバウンドマーケティングよりも良い手段がある・・・そういった場合は往々にしてあります。
4. リード顧客が増えた・・・だけ?
B to Bマーケティングにおいて、リード顧客を増やすことを目的にインバウンドマーケティングをスタートするのは良いのですが、本当のゴールは「リード顧客を増やす」ことにはないですよね?
リード顧客が増えたあと、リードナーチャリングができないと、成約に繋がる可能性を高められません。
そのためには、リードジェネレーション、リードナーチャリングを経て、営業マンにホットリードを渡すまでの絵を描いておく必要があります。
5. オウンドメディアの効果を計れない
最後は、インバウンドマーケティングにおいて、顧客との接点の一つであるオウンドメディアについてです。
オウンドメディアの効果測定をしていないと言う企業はいないでしょうが、「オウンドメディアを起点として、最終のコンバージョンまで一気通貫で効果測定をしていますか?」と聞かれたらいかがですか?
「オウンドメディアはGoogleアナリティクスで計測しています。」ではなくて、その他のマーケティング施策と合わせて効果測定をして、初めてオウンドメディアの真の効果測定が可能になります。
その点、効果測定のプラットフォームであるADエビスなら、幅広いマーケティング課題を一気通貫で解決することができます。
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