運用開始9ヶ月でTwitterフォロワー1万人突破。CINC執行役員の戦略的なTwitter運用ノウハウとは?

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「マーケティングソリューションで日本を代表する会社を創る」をビジョンに掲げる株式会社CINC。同社は新型コロナウィルスの影響を受け、オンラインでのリード創出に注力することを決意しました。

そこで力を入れたのは、執行役員個人のTwitterアカウントです。

アナリティクス事業本部 営業部を統括する同社の執行役員・渡井弘一さんは、自身のTwitterを2020年春頃より本格運用しはじめ、わずか9ヶ月でフォロワー1万人を突破しました。

月間300万人にリーチするアカウントへと成長させた、渡井さんのTwitter運用ノウハウに迫ります。

コロナの影響を受け、オンラインでのリード創出に注力

最初に立てた目標はフォロワー1万人でした。参考になるアカウントを下調べしたところ、1万人達成まで平均で約1年、短い方で10ヶ月ほどで達成されていることがわかりました。

株式会社CINC 渡井弘一 様

私の場合は本業もありますので、現実的なラインとして約2年で達成できればよしと考えていました。

でもいざやってみると、開始2〜3ヶ月くらいで予想を遥かに超えてフォロワーが増加。結果的に、運営から9ヶ月でフォロワーは1万3,000人まで増やすことができました。

CINCのデジタルマーケティング事業(アナリティクス事業本部)のマーケティング/セールス部門責任者として働いている渡井さんが、なぜ9ヶ月前のタイミングでTwitterの運用に乗り出したのでしょうか。

完全にコロナのタイミングがきっかけですね。それまでは、私のTwitterは”タイムラインを見るだけのアカウント”で、プロフィールには本名すら書いていませんでした。

でも、コロナが流行り出したタイミングで「そろそろ手をかけないとな」と思いはじめたんです。

弊社では事業のリード創出のためにEXPO出展などのオフライン集客イベントを年6回ほど開催していたのですが、コロナの影響で今後は開催すら危ぶまれる事態となってしまいました。

このような社会の変化を受け、必要に迫られてオンラインでのリード創出に踏み切ったのです。

オンライン化を図る上で、なぜTwitterに力を入れたのかと言うと「運用自体は費用0円だったから」とのこと。社員のリソースにも空きがなかったため、自分一人で完結するTwitter運用をリード創出の手段に用いることにしたそうです。

自分一人でリード創出を行うという点では、コンテンツマーケティングの文脈でWebメディアの記事を書くという選択肢もありました。

しかし、一人で進めるには記事掲載のペースが遅いですし、仮に問い合わせが発生したとしても対応できるリソースがない。

逆にTwitter運用は成功すれば実名でリーチを拡大できるので、直接的に企業のマーケティング担当者と繋がれます。

このような背景から、リード創出に向けてTwitter運用を本格化しようと考えました。

態度変容を促す投稿を意識しなければ、Twitterでのリード創出は難しい

Twitter運用を始める前に、私はフォロワーを増やすために影響を与える係数を全て洗い出しKPIを設定していました。Twitterにも投稿しましたが、こちらの係数をもとに運用を開始しています。

根本的には、Web広告運用と同じ「imp(インプレッション) × CTR(クリック率) × CVR(コンバージョン率)」の関係性であることは変わりません。

施策を進める際は、どの係数を伸ばす打ち手であるかを意識しながら取り組むことがポイントです。

運用開始3ヶ月までは、自分が投稿しやすいビジネスやマネジメント・事業に関する内容、そして妻との関係性を笑いに変えて投稿するネタ系ツイートを中心に行なっていました。

これを継続するだけでフォロワー3,000人まで増えたのですが、それ以降は少しずつ伸び率が鈍化。そこで施策を方向転換し、テキストの投稿だけでなく、ビジネス系の資料を添付した投稿を増やしていきました。

運用を続けていくなかで分かったことは、人は”自分で調べるには手間がかかる、もしくは調べても分からない有益な情報が投稿される”と価値を感じてフォローするということです。

「フォローしないと損!」と思ってもらえるよう、とにかく有益な情報を投稿することを意識づけました。

渡井さんは「Twitter運用のポイントは4つある」と語ります。ポイントを運用の流れに沿って、理解しやすいように解説してくださいました。

まず始めにすべきは「目的の明確化」です。ビジネスの一環としてTwitterを運用し始めるのであれば、「最終的なゴールは何か」がクリアになっていなければなりません。

ちなみに私の場合は、「自社のリード数を増やす」という目的となります。

次に大事なのは「KPIの設計」です。

先ほどもお話したように、私は事前にフォロワー1万人に影響する係数を細かく分解し、KPIを設定しました。事業の視点で言うと当然ですが、KPIが正しく設定されていないと運用がうまくいっているのか判断のしようがありません。

でも周りを見ていると、KPIを設定せず、ただ漠然とTwitter運用をされている方も多いので、見落とされがちな点だと思います。

ここまで進めば、次は「成果を出しているアカウントの調査」です。

私の場合は、自社で提供している「Keywordmap for SNS」がありましたので、参考になりそうなアカウントがどのようなツイートをしてどんなフォロワーを増やしたかを分析しました。

分析においては、本業であるデジタルマーケティングの知見を活かし、すでに成果を出しているアカウントから成功のトリガーを見つけ、施策の仮説に落とし込んでいきました。

アカウント調査が済んだら、いよいよ投稿を行なっていくわけですが、ここで忘れてはいけないのが「フォロワーに態度変容してもらう」ということ。

「運用の目的はリード創出である」ということを忘れず、最終的には弊社もしくは私がデジタルマーケティングに強いと認識してもらい、新規顧客になっていただくことを目指さなければなりません。

私はフォロワーの態度変容に向けて、Googleアルゴリズムの調査資料や上場企業の分析資料などの「資料シェア」を強く押し出し、「CINC=Google情報に詳しく、調査に強い」といった認知形成を図りました。

加えて投稿内にはウェビナーの詳細ページへのURLを貼ることで、直接送客にも繋げたのです。

リード創出のみならず、ブランド効果を高めるアカウントへ

Twitter運用の短期的な目標としては、今以上に事業のリードを生み出すアカウントにしたいと考えています。

そのうえで、『デジタルマーケティングといえばCINC』と認知していただけるようなブランド作りにも力を注いでいきたいです。

現在、月間で約300万人にリーチしているのですが、これを広告で集めようとすると多額の予算がかかります。

今後もフォロワーさんに有益な資料などの情報をシェアして、直接的・間接的にCINCを選んでもらえるように取り組んでいきたいです。

本業のデジタルマーケティングの知見を活かし、見事、運用開始9ヶ月で月間300万人にリーチするアカウントへと育てあげたCINC・渡井さん。緻密で戦略的なTwitter運用が、CINCにさらなる成果をもたらすことに期待が寄せられます。

最後に、渡井さんが今後CINCで成し遂げたいことを語ってくださいました。

もともと学生時代の私は、何をやっても長続きせず、それがコンプレックスのまま社会人生活をスタートしました。そのため、1社目の会社では”コンプレックスからの危機意識”でがむしゃらに仕事してきたんです。

でも、最近は仕事を意識的に楽しむことを大切にしています。

困難に直面する場面も多々ありますが、それも含めて楽しんでいこう!という姿勢。これからも何よりも仕事を楽しむ気持ちを忘れず、CINCのビジョンにワクワクしながらその一役を担っていきたいと思います。

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